【レスピーギ祭】オーケストラハモン第25回定期演奏会

下のような演奏会やります。よろしかったらいらして下さい。

オーケストラハモン第25回定期演奏会
レスピーギ/交響詩「ローマ3部作」
レスピーギ/交響的印象「教会のステンドグラス」
■日時:2011年9月17日(土) 14:00開演
■場所:すみだトリフォニーホール 大ホール
■指揮:松元 宏康

イタリアの作曲家であるレスピーギですが、実はヴァイオリンやらヴィオラも弾いていて、ロシア帝国劇場管弦楽団の首席ヴィオラ奏者としてペテルブルクにいたこともあるようです。
そのペテルブルク滞在時にリムスキー=コルサコフに作曲の指導を受けたそうです。
そういえば、先日の演奏会では、リムスキー=コルサコフの「シェヘラザード」を演奏してましたが、それ以外のフレンニコフはリムスキー=コルサコフに師事していたミハイル・グネーシンに作曲を習っていますし、福部昭の恩師チェレプニンの父ニコライもリムスキー=コルサコフ門下であります。8月9月にに関わった曲すべてリムスキー=コルサコフに繋がっているというのはなんと言うか胸が熱くなりますね。
って話はだいぶそれましたが、確かにリムスキー=コルサコフに匹敵する豊かな色彩感溢れる素晴らしい曲たちです。
各作品について簡単に。
ちなみに演奏曲順は作曲順です。
すなわち、「ローマの噴水」「ローマの松」「教会のステンドグラス」「ローマの祭り」です。

【ローマの噴水】
レスピーギ自身が「ローマの噴水の四つで、その特徴が周囲の風物と最もよく調和している時刻、あるいは眺める人にとってその美しさが、最も印象深くでる時刻に注目して受けた感情と幻想に、表現を与えようとした。」と語ったそうです。
淡い作品で最も印象に残りにくいですが(笑)、リムスキー=コルサコフ的な色彩感を堪能できます。

【ローマの松】
「私は、記憶と幻想を呼び起こすために出発点として自然を用いた。極めて特徴をおびてローマの風景を支配している何世紀にもわたる樹木は、ローマの生活での主要な事件の証人となっている」とレスピーギも語っています。
屋久杉みたいな話ですかね。
とにかく歴史の生き証人としての松の記憶に残る古代ローマの光景の描写ですかね。

もっとも有名ですかね。4楽章だけアンコールで演奏とかも結構やります。
ちなみにこの4楽章は「アッピア街道の松」と題されています。「アッピア街道」は古代ローマの軍隊の進軍に利用されていたのですが、曲もそのものずばり軍隊が遠くから迫ってくる様子、恐らくは凱旋の様子が描かれている大変華やかで輝かしいものです。ここで果てるんじゃないかと思うくらい(笑)
ちなみにスヴェトラーノフの録音するこの楽章は「赤の広場の松」などと言われ(笑)、赤の広場をパレードする赤軍の様子が描かれています(嘘)

【教会のステンドグラス】
何故か「ローマの教会」などと呼んでいる人がいて、「ローマ四部作」説も流れたりしましたが、デマです(笑)
吹奏楽の世界では結構有名らしいですが、オケ界ではそれほでは無いかも知れません。
普通、三部作で終わらせるのですが、そんなもんで終わらずこの曲を入れてしまえるのがハモンクォリティ。

各楽章にタイトルと聖書に関連した短いテキストが添えられており、宗教色の濃いものとなっています。それぞれ、エジプトへの逃避(小さな商隊が、砂漠を通って進んで行く。空には星を戴き、この世の宝を手に持って。)大天使ミカエル(さて、天では戦いが起こった。ミカエルとその御使たちとが、龍と戦ったのである。龍もその使たちも応戦したが、勝てなかった。そして、もはや天には彼らのおる所がなくなった。)聖クララの朝の祈り(けれど、彼女の花むこであられるイエス・キリストは、聖女をこのようになぐさめを欠いた状態に放っておくことをお望みにならなかった。奇跡によって、聖フランチェスコの教会へとお運びになり、朝課〔と、深夜のミサ〕のおつとめのすべてに出席できるようにさせ…)偉大なる聖グレゴリウス(見よ、偉大な法王を…主を祝福せよ…神に賛美歌を捧げよ、アレルヤ!)となっています。
2楽章のミカエルの戦いやら、金管がグローリアを絶叫するゴージャスなエンディングやら盛り上がるところも満載な曲ですね。
エキゾチックな香りにも満ちていて楽しめます。
知られざる佳曲ですね。
ちなみにそんな曲にも関わらず2回目(笑)

【ローマの祭り】
演奏される全作品中、もっともぶっちゃけ感の強い作品。
色彩的にもあざやかで派手な作品であり、通俗性が高いとも言える。
先日演奏したフレンニコフ作品が社会主義リアリズムに則った親しみやすい作品でありましたが、こちらはさしずめ、資本主義リアリズムに則ったとも言えましょう(笑)
古代ローマの祭りに関係した様々な光景を描写してますが、特に最終楽章のナヴォーナ広場で行われる主顕祭の前夜祭を描いたものが曲想的にも色彩的にも充実しており、熱狂的な狂喜乱舞のうちに曲が終わります。
前夜祭の方が盛り上がるって宵山みたいなもんかしらね(笑)

シェヘラザードそのまんまやん!ってところが何箇所かあってにやけます。
ピッツの代わりにアルコになったりしますが、えんえんと弾き続ける上にソロがきたりとか、2拍子を3拍子とか。

オーケストラハモンは歴史の浅いオケですが、実力派オケとして名が知られています。
私が関わっている団体で唯一オーケストラとして機能している団体です。

統率のとれた弦楽器、技巧派の木管、都内最強のブラスからなる充実したサウンドをお聞かせします。

一般のお客さんからも以下のように好評を得ています。

http://susumuito.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-08b7.html

http://susumuito.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-9552.html

DM等頂ければ演奏会のご招待チケットを進呈します(数に限りがありますので先着順とします)
是非いらして下さい!

ちなみに古風なリュートのためのなんちゃらみたいなカワイイアンコールは無いので、色々な意味で諦めていらして下さい(笑)


One Response to “【レスピーギ祭】オーケストラハモン第25回定期演奏会”

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