【リア充爆発しろ!】オーケストラハモン第26回定期演奏会【ロメジュリ祭】
下のような演奏会やります。よろしかったらいらして下さい。
連絡下されば招待券をご用意します!
オーケストラハモン第26回定期演奏会
チャイコフスキー/幻想序曲「ロメオとジュリエット」
バーンスタイン/『ウェスト・サイド物語』からのシンフォニックダンス
プロコフィエフ/バレエ音楽「ロメオとジュリエット」
■日時:2011年12月25日(日) 14:00開演
■場所:すみだトリフォニーホール 大ホール
■指揮:橘 直貴
リア充というのは主にインターネット上で使用されるスラングです。
ネット上というヴァーチャルな世界ではなく、リアル(現実)の生活が充実している人の事を指して言います。
ここで「リアル」は広義には、趣味・仕事・人間関係などを指しますが、狭義には「恋愛」を指し、後者の意味で使われる事も多いです。
その上で、そういった「リア充」な人達に対するルサンチマンに満ちた罵倒の決まり文句と言うのもあってそれがタイトルの「リア充爆発しろ」です。
なんでそんなタイトルなのかは今回の演奏会の曲目がそんなだからです(笑)
ロメジュリ祭とありますが、今回演奏する曲はすべてロメジュリです。
ロメジュリは言うも更なることですが、「ロミオとジュリエット」の短縮したものですね。
クラシック音楽関係では良く使ってます。
他の業界ではどうか知りません。演劇とかどうなのかしらん?
「ロミオとジュリエット」はご存知の通り、愛し合う男女が大人の事情で自由に交際できず、結果として悲劇に終わるというシェークスピアの悲劇ですね。
世の中クリスマスやっちゅーのにそんな悲劇だらけのプログラムって(笑)
「リア充爆発しろ!カップルで来たやつみんな別れさせてやる!!」って怨念がこもってそうです(笑)どんな意図があったのか知りませんがね。
いや、多分大丈夫なので、カップルも安心して来てください(笑)
もし演奏会が原因で別れてもひみつねこ(とらのすけ)は一切責任を取りませんし、団体(オーケストラハモン)も取らないんじゃないかなー(多分)あ、でも別れたのがチョーかわいい女の子ならひみつねこ(とらのすけ)が責任もって(ry
クリスマスに「リア充」に対するルサンチマンをぶつけるって意味では森見の「太陽の塔」の中の四河の交差点で「ええじゃないか」に匹敵するものもあるような気もします(笑)
だいぶ横道にそれましたが、というか横道楽しそーだなおい!って感じですが、演奏曲の紹介です。
【チャイコフスキー/幻想序曲「ロメオとジュリエット」】
幻想序曲ってチャイコ以外にあるんかいな?あんまりきかないですね。
チャイコフスキーは3曲の幻想序曲を書いていて、そのすべてがシェークスピアを題材とします。他の2曲は「テンペスト」と「ハムレット」。
修道僧ロレンスを表すとされる荘重な序奏に始まり、モンタギュー家とキャピュレット家のいさかいを表す激情的な主題を持つアレグロ・ジュスト。その後にロメオとジュリエットの恋を描く甘美な主題が出てきます。びよらの出番です!あ、アングレもいてはりますな。それら2つの主題が交錯しながら進み、最後はストーリー通り葬送行進曲風に幕を閉じます。
短いながらもストーリーが凝縮されて包含されており、天才的メロディーメーカーであるチャイコフスキーらしい素晴らしいメロディーに満ちた佳曲です。。。
【バーンスタイン/『ウェスト・サイド物語』からのシンフォニックダンス】
これはブロードウェイミュージカルであり、NY版「ロメジュリ」です。
先日の投稿でもありましたが、非常にかっこいいです。
モンタギュー家とキャピュレット家の代わりにイタリア系アメリカ人とプエルトリコ系アメリカ人とによって構成される少年ギャング団が登場します。片方のリーダーと、もう一方のリーダーの妹がロメオとジュリエットに相当します。これも最後は言わずもがなですね。
本作品はミュージカル中の主要曲を集めて編曲し、オーケストラのための演奏会用組曲として作られたものです。以下からなります。
1.プロローグ (Prolog)
2.サムウェア (Somewhere)
3.スケルツォ (Scherzo)
4.マンボ (Mambo)
5.チャチャ (Cha-Cha)
6.出会いの場面 (Meeting Scene) ~クール (Cool) ~フーガ (Fugue)
7.ランブル (Rumble)
8.フィナーレ (Finale)
2人がどこか遠くで暮らす事を夢見るSomewhereがあまりにも有名ですかね。
非常に美しい曲ですね。
残念ながらTonightが無いのですが。。。。
前半部分とかinstrumentalにはそぐわないんかもとも思います。
クラシック的なものだけでなくジャズの要素も取り入れた大変ユニークな作品ですね。
ドラムセットなんかも登場します。
ちなみにバーンスタイン家は元々ロシアから来たロシア系です。今回のプログラムすべてロシア絡みのオールロシアプログラムでもあります。
【プロコフィエフ/バレエ音楽「ロメオとジュリエット」】
これはバレエの曲ですね。
これもまた天才的メロディーメーカーであるプロコフィエフがその才能をあますところなく発揮しつつ、「ロメオとジュリエット」のストーリーをドラマチックに描いている大変素晴らしい作品です。
全曲は2時間半ありますのでさすがに全部は無理なので泣く泣くカットしたものを演奏します。
ELPがカバーしてたり、
ソフトバンクモバイルのCMで有名なあれはやります!
3つの作品には当然の事ながら、愛を描写する甘い甘いメロディーがあるわけですね。当然の事ながら全身全霊をこめて弾くわけですわね。しかし最後は悲劇があるという。。。何たる喪失感!ぐったりしちゃいます。しかもそれが3回続くという。。。ぶっちゃけ鬱になりそうですwwww「wwww」とか書いちゃいましたがまじです!
今回、残念ながら含まれてませんが、ベルリオーズ、カバレフスキー、グノーにもロメジュリを題材にした作品があります。また、カルウォーヴィチはポーランド版ロメジュリである「オシフェチム家のスタニスワフとアンナ」を作っていますね。特にカルウォーヴィチが無いのは非常に残念www
カバレフスキー。
ベルリオーズ。美しい。。。
カルウォーヴィチ。なかなかかっこいい!
まー、こんなにもたくさんの作曲家がこれを題材にして作品を作ったり、「ウェストサイドストーリー」やら「スタニスワフとアンナ」をはじめ数多くの類似の作品が出ていたりしてたりするってのはかなりパワーのある作品なんだなーと思います。
あ、映画もありましたねー。ニノ・ロータが美しい曲を書いてます。
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