さかなクン、絶滅した「クニマス」を発見!!

 秋田県の田沢湖にだけ生息する固有種である「クニマス」ですが、環境省のレッドリストに掲載され絶望したと言われていたのですが、山梨県の西湖で生存していたことが、京都大学総合博物館の中坊徹次教授の調査で山梨県の西湖で生存していることが判明したとのニュースがありました。

 クニマスはサケ科の淡水魚で、戦前は食用とされていたけど、かんがいと発電所建設で田沢湖に強酸性の水が流入し、湖水が酸性化した影響で、1940年ごろに絶滅したとされていたそうな。

 その発見の経緯がまた非常にユニークだったそうです。中坊教授が東京海洋大客員准教授でイラストレーターでタレントとしもお茶の間でも人気の高い「さなかクン」に標本を基にクニマスの絵を描くことを依頼したらしいです。でも、魚のウロコ1枚にもこだわるほどのイラストレーターであるさかなクン、標本だとひれやウロコなどの細部を描くのが難しいと中坊教授に相談したところ、中坊教授は「ヒメマスを参考にしたら」とアドバイスし、さかなクンが西湖などからヒメマスを取り寄せたところ、通常のものより黒い個体を発見。「ヒメマスにしては色が黒いし、大きさも小さくて、どう見てもヒメマスじゃないと思うんです」と、個体を持って中坊教授のもとを訪れたところ、教授は「これはクニマスに違いない」と直感したそうです。

 その後、中坊教授らのグループは西湖に足を運んで同種の個体を捕獲し、色や体の構造や遺伝子解析を行った結果、絶滅したクニマスと断定したそうです。

 田沢湖での絶滅前に放流用として卵10万粒が西湖に移された記録があるそうで、この時放流された子孫が繁殖し、さかなクンの手元に届いたものとみられている。

 ちなみに地元では「クロマス」と呼ばれ、ヒメマスの亜種程度の認識で普通に食されていたそうな(笑)ま、当然ですわな。

 クニマスの生息が確認されたのは約70年ぶりで、絶滅したとされていた魚類が再発見されたのは史上初だそうな。クロマスを見たときにその膨大な知識から何かおかしいと気付いたおかげで今回の大発見につながったわけですね。

 さかなクン大手柄ですね!!

 さてこのニュース、思わぬ余波もありました(笑)


3 Responses to “さかなクン、絶滅した「クニマス」を発見!!”

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